シャルルボネ症候群
先日90歳を迎えた母は
年齢の割にしっかりしている
週に2度ほど顔を見に行っている
母は私を産んだ30代で白内障にを患った
その後何年も放置していたらしい
私が故郷に戻った30年前
偶然白内障の新しい手術法を知り
母を長野日赤まで連れていき診ていただいた
レンズが固くなっていて
超音波で壊してバキュームはできないが
眼内レンズを入れることは可能ということでオペを受けた
昨年まで細かい字の、かなり分厚い本も読んでいたが
最近目が悪くなって本も読めないと言っていた
「手術前のほとんど見えない状態に比べたらずっといいでしょ」
「もう90歳に近いんだから当たり前だよ」
などと娘は薄情な言葉を母に言っていた
その母が今年になって
幻覚が見えると訴えた
色々な人が出てきては消える
知らない顔ばかり
確かに見えているから
現実見えていることとの区別がつかないという
映画を見る感じなので楽しんでみているが
不思議でしょうがないと言っている
少々物忘れはしても気が確かな事は分かる
私もちょっと見てみたい気もするが
脳の変化なのか
見えない世界のことなのか気になっていた昨夜
こんなものを見つけました
シャルル ボネ症候群
弱視や全盲の人に現れる症状・・・
よかった
母の脳は正常だ
しかも見たことを娘に正確に伝えられている
早くこのことを母に知らせに行こう
そしてこのことを
悩める人達や家族にも知ってほしいと思った
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