四次元の世界への道のり
事の始まりは
5月に
東京へボランティアに出向いたこと
カフェのお手伝い中
カップが足りなくなり洗い場へ行ってみると食器が山積みで誰もいない
カフェの人手は足りているのでせっせと食器を洗っていると
毎年ボランティアに来られている男性が
「ありがとうございます」と並んで食器を洗いはじめた
色々お話しする中で福岡から来られたことが分かり
「6月に九州に行くのですが面白いところはないですか?」とお聞きすると
「佐世保に行くなら
ハウステンボスをキャンセルしてでも行った方がいい」
「すごいことを見せてくれる喫茶店があり
500円玉にたばこを通したり
透明なケースの中で触らずにネジとナットをくるくる締めたり緩めたり
お札が宙を舞ったり
とにかくすごい」
「2か月前から予約を取れるから電話してみて」と強く勧めてくださる
私はもう興味深々
心は川棚へ
「でももう3週間もないから無理でしょう」と言うと
「マスターが呼んでくれれば行かれるから」
「絶対行かれるよ」
「アンマの恩恵があるよ」と一生懸命
何だか私もいけそうな気がして来て
帰宅後ダメもとで予約を入れてみた
電話はすぐに通じたが
すでにキャンセル待ちが7人とのこと
ってことは12人がキャンセルしないと5名の予約が取れない
マスターの奥さんであろう方が
「どうされますか?」と言われたので
「人生何があるか分からないのでキャンセル待ちの最後につけておいてください」と電話を切った
それから毎日その喫茶店の事が書かれているブログを読み勉強
過去形にすればよいと知り
スケジュール帳に書きこみ
あんでるせんに行って来た楽しかったな~
あんでるせん最高!などど
あたかもあんでるせんに行って来たかのような妄想に浸り
毎日
マスター行くからね~
このテレパシーが通じなかったらマスターの超能力は偽物だから
などと脅しとも取れる強い念を佐世保に送り続けた
結果
出発
1時間前の電話となった
興奮を抑え仲間になんて言おうかと考えた
予定は長崎の日
皆の予約が取れたが いやなら一人別行動をさせてもらえないか頼んでみると
「大人なんだからいいんじゃない」とお許しを頂き
ワクワクを乗せた飛行機は博多へ
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